ねこに好かれる心理学

ねこだいすきなひとによるねこのはかせへの道。

【あたたかい炊飯器のうえで寝てる・・・ねこさんは危険?】

冬にとくに多いのが、暖かい炊飯器や湯沸しポットの上で家ねこさんが寝ている光景・・・

アレって居心地いいの??

「単に暖かいところをもとめたら、あんなところになった」のでは・・・と想像される飼い主さんもいるだろう。

そのとうり、ねこさんは暖かいところを求めた結果、不安定でも電気機器の上に寝床を求めてしまうことがあるようだ。

通電している電化製品はだいたい微熱をたもっていて、なかなかよい温度を放つ暖房替わりのもののようです。

ただ、よく考えるとそれは突然、高温を放つものであったりするとヤケドの危険性があるものだというのはわかると思います(´・ω・`)

また、たとえば猫さんがコンセントにふれたりコードをかじったりとキケンが身近になっていることも多いので、感電防止に工夫が必要ですよね。

 

<<ほかにも危険が・・・安全確保が重要!>>

いたずらされると危ないモノが家のなかにはたくさんあります。

そうした危険からねこさんを守るには・・・

たとえば、感電防止のためにあいているコンセントにフタをしたり、窓からの転落防止のために引き戸を簡単に開けられなくする簡易ロック錠などは100円ショップなどにみられます。

手軽・安価にできる安全策を考えてあげることがねこさんの安全第一につながります(*’ω’*)

【ねこさんの寝相でリラックス度がわかる】

前回は気温で猫さんの寝相がきまるという話をしました。

じつはほかにも寝相をきめる理由があります。それは、ねこさんのそのときの安心度によるものです。危険を常に意識している野生の本能では、危険があればすぐに逃げ出せるような寝相がもとめられています。

両手を前にだして、なにかあればすぐに立てるような姿勢は完全にリラックスしている寝相ではないのです。( ゚Д゚)

これは飼われている猫さんたちも同じで、足の位置でどれくらい気を許して休んでいるかのバロメータになります(*´ω`*)

たとえば、おなかを地面に落としていても、前足を腕組みしたようにおなかの下に敷いた寝相であると、立ち上がるのに「足を前にだす」必要があるので、よりリラックスしていえます。

 

また、アタマの位置でもリラックス度がわかります。

休んでいてもアタマを持ち上げているのは、周囲を警戒している証拠です。

やすんでいるところの状況をよりわかりやすくするように、耳を高い位置に保っているのです。逆に、アタマを地面につけているようだと周囲に危険がないと思ってリラックスしている証拠です( *´艸`)

そして、急所であるオナカを上向きにさらしているようだと、これはもう無防備すぎるほどリラックスしている証拠です(*’ω’*)

 

もし飼い猫さんが家のなかでオナカを天にむけて大の字になってねているとしたら、このうえなく安心感を表現していると思いましょう( *´艸`)

【猫さんの寝相には意味があるのか?】

<<飼い主と同じ寝相で寝るのはなぜか>>

飼い主さんのそばで飼い主さんと同じポーズで寝ているねこさんがたまにいます。

なぜでしょうか。

一説には飼い主さんに対して親兄弟とおなじような親しみと愛情をもっているという理由があるようです。

よーくみると、同じ向きに身体を傾けて、似たような恰好で眠っているときがあります。

これは猫さんが飼い主さんに非常に強い親愛の情を感じているというもののようです。

猫さんの兄弟や親子が一緒に寝ているところをみるとわかりますが、同じ姿勢で身体のどこかをくっつけて寝ていることが多いようです。

これはとても仲が良い間柄という証で、同調行動なのです。猫さんが飼い主に対してこれと同じように、身体のどこかしらをくっつけて、同じような寝相で寝ているとしたら、それは猫さんが自分の親兄弟と同じような感覚を飼い主さんにもっている親愛の情であるととらえていいでしょう( *´艸`)

 

<<ほかにも寝相は気温できまる。>>

ねこさんがからだを丸めて寝ていたら、気温はだいたい15度前後だと思っていいようです。

体温がさめるのを嫌い、気温が下がると身体を丸める習性があります。

逆に、あつがりでもある猫さんはだいたい気温が前後から身体を大の字にして寝るようです。身体を大の字にすると、身体から熱を放出しやすくなるようなので、そのような寝相になります。

ねこさんの寝相で気温がわかるなんてちょっと面白いウンチクだと思いました(*´Д`)

【真夜中にねこさんがバタバタ・・・なんで?】

<<日暮れとともに本能が目覚めるw>>

昼間はぐっすり、真夜中はバタバタと遊びまわるねこさん。飼い主がねていようがいまいが、お構いなしでドタドタ・・・( ゚Д゚)

これはなにかの前触れ?それともストレス!?昼寝しているせいなの?

ねこさんのこの夜の活動、それは猫さんたちの本来の姿。ヒトに飼われる歴史は古くは古代エジプト文明からとかと長いようですが、猫さんたちはほとんど野生時代の本能を失っていないみたいです。( *´艸`)

人間に体内時計があるように、猫さんたちにも体内時計があります。人間は夜に眠り、猫さんは夜に活動します。夜のほうが獲物を得やすかったのでしょうか、夜のほうが猫さんは活発に動けるのです。そうはいうものの、ヒトにとっては夜寝ている動物なので迷惑・・(笑)

なんとしても、ねこさんたちの夜の活動を抑えたい・・・そんなことを考えるのであれば、人間が寝る前にしっかり運動させるといいかもしれません。

オモチャなどで遊んで狩猟本能を満足させてあげましょう(*´ω`*)

しっかりといっても、15分程度の運動で満足するようなので、寝る前に少し遊んであげる(遊んでもらう)といいと思います( *´艸`)

【なでているねこが急に噛みつく理由はなに】

猫さんが自分のそばで安心しているように寝そべっているのをみていて、なでたくなってしまうことはよくあることでしょう(*´▽`*)

ねこさんもゴロゴロと喉を鳴らしてそのまま寝るのかなーとおもいきや、突然なでている手をバシっと猫パンチ。Orz そのままどこかに行ってしまうことは経験ないでしょうか。

おもいもよらない出来事に戸惑う飼い主さんもなかにはいるのではないでしょうか。

猫さんの気まぐれな性格特有のものです。と思い込むのはちょっと早合点。

<<撫でられたいときにだけなでてほしい>>

基本的に猫さんは「自分が撫でられたいときだけ、撫でてほしい。それ以外は不愉快」というのだ。気まぐれというよりワガママなんですね(それもまたカワイイ)( *´艸`)

そして、自分から「撫でて(*´ω`*)」ってきておいて「もういい( ゚Д゚)」と飽きるのも早いとのこと。撫でてもらうことには満足なのだが、満足してしまうとそれ以降のことは不快なようなのだ。

また、撫で方にも要求が高いようで、自分が撫でてほしいところだけを撫でてほしいようであるし、タッチの強弱にもこだわりがあるようです( *´艸`) ようはクオリティの低い撫で方は猫さんにとって「論外」なのです(笑)

たとえばなのですが、猫さん自身でグルーミーできない耳の後ろやアゴの下などは少し強めに爪を立てない程度にかくような感じでするといいです。

また、背中やおなかは優しくゆっくりなどといったように、場所によって高度なクオリティを求められるようです。

猫さんに気に入られるなら、デリケートな気遣いが必要なようですね(*´Д`)

【猫にとっていごこちのいいところ】

<<ねこのねている場所は、その猫にとって一番快適な場所>>

寒い日なら日向、暑いときなら風通しのよいところなど常に快適な場所を求めて移動しながら休息をとっています。

ねこがいるとき場所がそのときの、一番快適な場所といえます(*´ω`*)

 

家ねこの場合だと、ねこのいる場所がその家の中で一番“よい”という考えからか「ねこが「ねこがいちばん長く過ごしている場所に座ると運気があがる」というひともいます(笑)試してみる価値があるかもですね( *´艸`)

 

ところでかれらにとって、快適な寝床とはどんなとこが多いのでしょうか。

それは何よりも安全で、安眠が邪魔されないような場所が選ばれているようです。

たとえば、人の手が届きにくい高いところとか、狭いところとか。身体がすっぽりと包まれる場所も安心できる隠れ家のようです。(なべとかカゴとかハコとかが最適なようですね)

また、飼い主のそばが安全と思っている猫の場合は、飼い主の足元で寝ることもあるようです。

 

*猫の就寝用のあれこれ

よく売られている快適寝具は年々と進化しているようですが・・・(笑)

肌を乾燥させずに身体を温める遠赤外線シートや、身体の熱や汗の湿気で発熱する敷布。または冷たさを長持ちさせつつ身体を直接冷やさないクールシートなど、猫さんの健康と安全を考えられたものがあるようです(*´Д`)

必要であるかどうかは猫さんによりますが、体が弱い子や老猫にとっては優しい気遣いになるとおもいます。(*´Д`)

【猫が寝床をこわす理由はなに】

<寝床をハカイ(*´Д`)>

かわいい猫さんのために新品のもっふもふの敷物を入れてみたり、居心地のよさそうなカゴを寝床に設置してみたのに、猫さんはガリガリ ガリガリ・・・

噛んで壊されることでヘコンだ経験がある飼い主さんも少なくないはず・・・

「どーして!?そんなに気に入らないの?」とおもうのは、ニンゲンの勝手な勘違いの場合がおおいです。(*´ω`)

<実はおもちゃ扱い>

せっかくのお気遣いの品・・・それは猫さんにとって寝床のためではなく、「おもちゃ」の一種でしかない場合が多いようです。しかも、お気に入りなほどガリガリしてしまうらしいです(*´▽`*)

寝床用品に限らず、洗濯物を獲物にみたてて加えてひっぱりまわしたり、前足で抱えて後足でキックする行為はよく見かけられます。また、籐(トウ)などの網目のあるカゴは猫のツメがちょうど引っかかりやすく、爪とぎ兼用のおもちゃになってしまうことが多いらしいです(*´Д`)

<おもちゃにされない対策>

なにが面白いかなどは、猫さんによってさまざま・・・

かじったりなめたりしないようにするには、カラシやワサビ、忌避剤をぬるなどが考えられますが寝床そのものが嫌がられては元も子もないですよね。

猫が敷物や寝床で遊ぶのは、お気に入りである証拠だと考えてしまいあえて猫さんの好きにさせるほうがいいと思います(*´▽`*)

ただし、ガリガリしたあとの破片を猫さんが誤飲したりしないようにすることが必要になるので、手間ですがしっかり対策したほうがいいです(*’ω’*)